年月日
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出来事
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平成19年
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バイオマスタウン構想発表 |
平成20年
1〜3月 |
バイオマスタウン検討委員会3回開催。 3月の定例議会で竹バイオマスに80万円の予算がつく。 |
3月25日
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バイオマスタウン構想提出。 |
4月30日
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農水省に承認され公表される。 (内容は農水省HP内のここをご覧ください。) |
5月20日
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町が竹バイオマス調査事業計画書を制作し、補助事業として経済産業省に応募。 調査実施計画書はこちら。 (すでに事業委託予定先としてNPO法人環境資源研究所の名前がある) |
6月27日
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補助事業として経済産業省が採択。 |
7月10日
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町が経済産業省に補助金申請 |
7月28日
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臨時議会開催 |
7月30日
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経済産業省から町へ、補助決定通知がある。 |
8月15日
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調査事業入札。2社応札があり、調査事業委託先を約587万円でNPO法人環境資源研究所に決定。(代表理事野邑氏、理事別役氏他) |
8月18日
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町が、御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会委員8名の人選を起案する。(町職員1名、上益城地域振興局職員1名、学識経験者2名、地場産業関係者4名) |
8月19日
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環境資源研究所と「御船バイオマスタウンエタノール・熱リサイクル事業に資する木質系竹未活用資源の利用可能性調査事業」を、約587万円で委託契約する。 調査事業期間:平成20年8月19日事業開始、平成21年2月20日完了予定。 |
8月25日
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町が、御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会要綱を起案し、人選を行う。 |
9月4日
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御船竹資源開発樺闃シ作成。 |
9月18日
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第一回御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会開催の通知を出す。 |
9月18〜25日
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9月定例議会開催 竹バイオマス事業関連では、議員研修で宇部市・大阪府に視察に行ったことが報告される。 大阪の竹関連企業は、竹の未利用部分について製品化は可能だが、コスト的な問題で国内製造は行っていないとのことだった。 バイオマス事業会社の誘致については、数社が検討していて、株式会社を作るという方向で進んでいる。 場所については地代が値下げされた県営白岩団地を予定している。 などの答弁があった。 |
9月25日
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農水省から熊本県に対し、地域バイオマス交付事業に関する通達がある。 内容は、事業主体が民間企業であっても、補助金適正化法にのっとり、入札等、透明性のある発注方法にする事や、町は事業主体の企業に対して、指導を徹底する事など。 通達の全文はこちら。 |
10月8日
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第一回御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会開催。 議事録はこちら。 |
10月15日
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熊本県から町に、農水省からの通達が届く。 |
10月16日
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御船竹資源開発鰍謔閨A御船町へ総事業費約20億円内補助金額約10億円の事業実施計画が提出される。 事業実施計画はこちら。 |
10月17日
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御船竹資源開発(株)設立 資本金3310万円。社長:田中氏、取締役:田淵氏・別役氏 |
10月27日
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御船町が農水省に御船竹資源開発鰍フ事業計画書を提出。 |
11月11日
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臨時議会開催 御船竹資源開発鰍ェ行うバイオマス事業に対して、約5億2100万円の交付金が出たが、この企業に町独自の企業誘致補助金を支出するのかと言う質問がある。 それに対して町は、補助金要件には該当すると思うが、書類提出を待って検討すると答弁。 |
11月27日
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農水省から約5億2100万円の交付金納付内示がある。 同日、町が農水省に、交付決定前着工届けを提出する。 |
11月28日
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町が交付金申請書を作成。 |
12月3日
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町が、第二回御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会開催の通知を出す。 |
12月11〜15日 |
12月定例議会開催 冒頭町長より、 目的会社有志により工場建設に向けて準備が始まっている。来年2月までに竹林調査を終わり、来年度早期に搬出会社を立ち上げる予定。 との説明がある。 |
12月15日
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町が農水省に約5億2100万円の交付金を申請。 |
12月18日
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農水省から約5億2100万円の交付金交付決定通知がある。 同日、第二回御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会開催。 議事録はこちら。 |
平成21年
1月7日 |
町が、第三回御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会開催の通知を出す。 |
1月13日
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御船竹資源開発鰍ェ、町に約5億2100万円の補助金交付申請書及び2億円の概算払請求書提出。 同日、前年10月15日に町が受け取った農水省からの通達が、御船竹資源開発鰍ノ発送される。 |
1月14日
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御船町が農水省に、2億円の概算払請求書を提出。 |
1月27日
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農水省から町に2億円の交付金が支払われる。 同日、第三回御船町バイオマス等未活用エネルギー調査検討委員会開催。 議事録はこちら。 |
1月28日
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町が御船竹資源開発鰍ノ、約5億2100万円の補助金決定通知を出す。 |
2月10日
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町が御船竹資源開発鰍ノ2億円の補助金を支払う。 |
2月13日
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「御船バイオマスタウンエタノール・熱リサイクル事業に資する木質系竹未活用資源の利用可能性調査事業報告書」印刷業者の入札が行われ、シモダ印刷が落札。(100ページ、50部) |
2月20日
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町が環境資源研究所に委託して行った「御船木質系竹未活用の利用可能性調査事業」完了。 |
2月25日
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「御船バイオマスタウンエタノール・熱リサイクル事業に資する木質系竹未活用資源の利用可能性調査事業報告書」納品され、町が確認する。 報告書の内容はこちら。 |
3月4日
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町から「御船バイオマスタウンエタノール・熱リサイクル事業に資する木質系竹未活用資源の利用可能性調査事業」委託費が環境資源研究所に支払われる。 同日、「御船バイオマスタウンエタノール・熱リサイクル事業に資する木質系竹未活用資源の利用可能性調査事業報告書」印刷費が町からシモダ印刷へ支払われる。 |
3月5〜11日
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3月定例議会が開催 竹バイオマス問題について、二人の議員から一般質問がある。 *質問答弁概要 (7億1千万の補助金予算がついている。操業開始はいつか?) 当初着工予定は1月か2月だったが、農水省からの交付金交付の遅れや景気後退等あり、2億円の予算消化は確実に無理。よって翌年に繰越7億円になった。操業開始はわからない。伐採・搬出会社の立ち上げは難しいが、早期に会社を立ち上げたい。 (地元の竹林所有者と話はしているのか?伐採会社が地主にお金を払っても採算が取れる製品は高くなると思うが?) 現在800haほどの竹林。一日1000本以上の供給確立が必要。管理データを調査している。伐採搬出会社は前回議会に紹介した県外の会社ではなく町民中心の雇用を考えている。竹林所有者個人とはまだ話をしていない。H22年度操業開始予定。21年度12月までに、伐採・搬出会社を作る。工場を作る。地元の伐採搬出業者はまだ白紙。 (出資企業に、多額の機械を注文するのはおかしい) 特許を取った機械なので、その会社しか機械を作れないのでそうなった。 質問と町答弁議事録詳細は長いので二つに分けました。 最初の議員分はこちら、二人目の議員分はこちらです。 |
3月19日
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御船竹資源開発鰍ゥら、決定していた補助金約5億2100万円を、約2億2800万円減額して、計約2億9300万円とする減額申請が出される。 |
3月23日
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町が農水省に交付金減額申請をする。 (理由は、御船竹資源開発鰍フ減額申請理由と同じ) |
3月25日
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町から経済産業省に補助事業実績報告書が出される。 |
3月30日
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農水省から減額決定の通知がある。 |
3月31日
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町から御船竹資源開発鰍ヨ、減額決定通知が出される。 |
4月3日
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御船竹資源開発鰍ゥら町に、平成20年度交付金事業出来形検査報告書が出される。 |
4月6日
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町が農水省にバイオマス地活用交付金事業実績報告書提出し、残りの交付金約9300万円の交付を申請する。 |
4月13日
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農水省が交付金総額約2億9300万円のうち、支払済み2億円との差額9300万円の交付を確定、支払いを通知する。 |
4月21日
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経済産業省が町に支払う補助金額約640万円が確定する |
4月22日
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町が補助金を経済産業省に請求する。 |
4月23日
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農水省が町に交付金約9300万円を支払う。 |
5月22日
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御船竹資源開発鰍ェ、町に補助金約9300万円を請求する。 |
5月29日
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町が御船竹資源開発鰍ヨ補助金約9300万円を支払う。 |
6月10〜16日 |
6月定例議会が開催 |
9月10〜16日 |
9月定例議会が開催 |
10月1日 |
全員協議会が開催 会議録の詳細はこちら。 |
10月7日 | 全員協議会が開催 竹バイオマス問題について議員に説明するために開かれた全員協議会。 竹資源開発竃員も出席。 *町長説明、質疑応答概要 この事業の課題:1.SPCの強化 2.入り口、出口論。 日本政策銀行から融資しなかった理由は、入り口出口が回るかという課題もあった。その詰めの協議が出来ていない。 20年度の発注枠は10億円。3月末の出来高が6億円。10億4171万4千円発注している。SPCは6600万円の資本金で会社を作らせた。融資が入るのは間違いないと思います。直接電話がかかってきたから。間違いないといっても通帳に載らない限りは数%空中分解の可能性がある。 (会社の説明、質疑応答概要) 21年度で完結は無理。事業計画の組みなおし。当初の町との話し合いでは行政に入ってもらいたいと思っていが、入れないと言うことで物事は進んできた。病気をされた方の企業が出資金を1割に減額されている。今新たに融資してくれるところから出資金まで入ってくるようになっている。来週は販売元に面会する。 入り口出口を書類上できちんとしないと農政局も県の企業立地課にも説明が出来ない。 今回は竹バイオマス問題を説明する全員協議会です。 会議録が長いので、前半、後半に分けて掲載します。 会議録前半はこちら、後半はこちら。 |
11月2日 |
全員協議会が開催 |
11月10日 | 全員協議会が開催 竹バイオマス問題について議員に説明するために開かれた全員協議会。 ここで、今までくすぶっていた、竹資源開発鰍ノ町が資本投入するという方針が説明される。 *町長説明 非常に中身が詰まってきて、充実してきた。綿・付板を買いたいと言うところが見つかった。問題は入り口論。採算ベースで一本いくらで買って、最終的にいくらで買ってもらうか調べている。 町が入らないと事業は動きません。政治的な判断で町が資本を投入しようと言うことで考えている。出口はOK。問題は入り口です。 林班図。3班の集積場所を押さえ、どの位の量を工場に持っていくのか詰めている。町が資本を投入した場合に責任を持つかと言うのは、SPCとの契約の内容。 12億円は会社に融資ができますとさっき電話がありました。町が資本投入することによって融資が受けられる。SPCの強化です。空中分解はありません。私がここまで言うには、かなり調べてきたのも事実です。 もし御船町が頓挫した場合には、農水省あたりに報告したいと思います。もともとこの事業は計画の組み方自体が厳しいのではないかなと。きちんと検証せにゃいかんと言う思いはある。 現実問題として、では誰が何人で切ってどういう風に運ぶというところを今詰めている最中なんですよ。今日はまにあわんかった。来週は書類上で話をしようかなと。 会議録はこちら。 |
11月16日 | 全員協議会が開催 執行部からの説明で、竹資源開発の事業計画書が配布され、説明がある。 *町長説明 問題が入り口論です。操業開始までに研修を行わなければなりません。適当に切って失敗したのが高知県の春の町です。農政局からは1年延ばせるような形で了承を得ています。 問題がお金です。先週( )氏から農政局に電話を入れておられます。約12億円。自己資金ということで。これは何が何でもやり通したい。なぜ、SPCかというと大企業は当然利益中心になるから。 収集運搬事業の竹管理部門を会社の中に置く。ベテラン組になったときのベースで計算。一本いくら。昨年来90数箇所約2ヘクタール以上の竹山を調査。3つのパターン。荒れている竹山。若干管理してあるが今は放置。ちゃんと管理してある。年間31万5000本切る。22年度1・2・3月ぐらいに工場の試運転が始まる予定。9〜12月に伐採。7・8月研修。6月までに管理契約を結ぶ。一番荒れているところから整理伐採する。4〜5年に1回反当たり160本搬出。(管理竹林は反当り500本植わっている。100本切る) 出口:会社が覚書をもらってきて町も写しをもらった。 町が3000万円(1億円の資本金の25%)入れると監査権が生じる。すると、農水省、日本背策金融公庫、県も固まる。 竹の所有者に支払う金額は、放置竹林は無償、管理竹林は()円。一日一人48本切る。一日1600本。工場搬入1300本。誰が切ってもらえるか今当たっています。 作業道は竹林だけでなく杉・檜の道としても利用する。森林組合とも話をしている。よっぽど陥没せん限りは大丈夫です。 長いので前半、後半に分けます。 会議録前半はこちら。、後半はこちら。 |
平成22年 1月13日 |
全員協議会が開催 町長より、町が出資する事により新たに2社が出資、1社は増資し、計8310万円の資本金が確保できる見込みである事が伝えらた。新規出資、増資の各社からは、町が出資参入した場合出資、増資に応じる確約書が提出された。 金融機関から受けることが出来なかった融資は、財団法人聖徳太子会から13億円、年利1.85%の有利子融資を受け、町も連帯保証を負う事になる、2月1日に5億円の融資が行われるとの説明があった。 総事業費は当初より3億円増えて、23億円となった。 |